パソコンの用途について考える
これが以外と重要なことです。
どんな些細なことでもいいので、今後パソコンをどういうことに使用する可能性があるのか考えましょう。
たとえば
- ゲームをするかもしれない
- テレビを録画したい
- 仕事で使うだけだろう
なんでも結構です。
パソコンの値段はその用途によって大きく左右されますが、無視してしまうと全く用途に反しパソコンを高値で購入するかもしれませんし、せっかく購入したパソコンがうまく利用できないかもしれません。
ゲーム用のパソコンがほしい
ゲームや動画編集用のパソコンは高スペックがお勧め
例えばパソコンゲームがしたい、動画の編集を行いたいなどであれば、ハイスペックなパソコンを購入しなければいけません。
ハイスペックパソコンの価格の目安としては
- BTOで購入する際は10〜15万円
- 店頭で購入する場合は15万〜30万円
となります。
実際に動画の編集であれば少しぐらい低いスペックのパソコンでも時間がかかる程度で済みますが、問題はゲームです。
ゲームをする際は、そのゲームの仕様や推奨スペックを気にしなければなりません。ケチりすぎた挙句、最悪の場合まったくゲームができなくなることもあります。
推奨スペックを注意して見るようにしましょう。
また、ゲームをされる方は「そのゲームしかしない」と言う事もないでしょうから、予算内でなるべくスペックの高いものを購入するのが無難でしょう。
仕事やレポート作成に利用したい
資料作製用パソコンは低スペックで充分
オフィス系ソフトの有無には注意
エクセルやワード、パワーポイントを主に使用すると言う方は、スペックを特に気にする必要はありません。
メール、インターネット、エクセル、ワード、パワーポイントといった用途であれば安いパソコンで十分です。価格の目安としては
- BTOで購入する際は5〜10万円
- 店頭で購入する際は10万〜15万円
と言ったところです。
(これはソフト代を含んでいない価格目安ですので悪しからず。)
ですが、ついでにDVDを観たい、地デジを観たいと言う場合は少し注意が必要です。
パソコンにはグラフィックカードと言うパーツがあります。
機能はいたってシンプルで、モニタに画面を表示させるだけです。
グラフィックカードにお金をかければかけるほど、良い映像になります。
地デジやブルーレイを楽しみたい
これらは最近出てきたモノですから、ちょっと注意が必要です。
価格の目安としては
- BTOで購入する際は10〜15万円
- 店頭で購入する際は15万〜25万円
と言ったところでしょう。
地デジを見る際は地デジチューナーが必要です。
ブルーレイを観たい場合はブルーレイを読み込める光学ドライブが必要になります。
パソコン初心者はなるべくBTOサイト側が販売している「ブルーレイ対応」や「地デジ対応」となっている商品を購入しましょう。
地デジとブルーレイ搭載において最も厄介(難しい)のが暗号化規格HDCPです。
DVDは簡単にコピーできないよう、いろいろと細工が施されています。また地デジやブルーレイディスクにもそういった細工がしてあります。これまでこういった映像情報は、パソコン内でブロックを解除してモニタに表示していました。
つまりラフィックカードから出る信号は何でもパクれると言う事です。
それではダメだと言う事でグラフィックカードから出る信号を暗号化してしまおうということで開発されたのがHDCPです。
最終的にHDCPを解読するのはモニタになりますので、簡単に暗号化を解除できなくなりました。
これはここ最近の話です。
実は現時点でHDCPに対応していないパソコンとHDCPに対応しているパソコンの両方が売られています。
遊びにも使えるパソコンを購入したい方はHDCP対応のパソコンとモニタを購入しなければなりません。
値段は特に変わりませんのでHDCPに対応しているかどうかはしっかり見ておきましょう。